wanderer's soliloquy

趣味について雑多に書き綴ります

ハオルチア栽培メモ

随時追記

光源・光量について

室内LEDで2000lx~12000lxの範囲で育成。メインの場所は6000lx~7000lxで統一しており、玉扇やコンプト錦は10000lx、コレクタなどの耐陰性のあるものは4000lx程度になるようにしている。

概ねハオルチア協会のブログに書かれている光量を目安にしている。ただこの数値通りにしたり、植物との距離が近すぎたりすると調子を崩したり葉焼けしたりする株が多かったので、気持ち2割程度減らした数値になるようにしている。

使用しているライト

HaruDesign 植物育成LEDライト Light STAFF VA 6K(白色系)×2
HaruDesign 植物育成LEDライト Light STAFF VA 4K(暖色系)×2
HaruDesign 植物育成LEDライト GL-X 6K(交換用広角レンズ付)
HaruDesign 植物育成LEDライト GL-A 6K(交換用広角レンズ付)
GREENSINDOOR 植物育成ライト LED 植物ライト 400W(暖色系)
YTA 植物育成ライト LED 110W(2ヘッド×2、3ヘッド×1)
JCBritw 植物育成ライト(150W)×2 New!
BRIM PANEL A(昼白色)×2 New!

植物から光源をどれだけ離せるかによって、必要な器具が変わってくる。我が家の室内環境ではせいぜい1mが限界なので、それを基準に考えるとHaruDesignLight STAFF VAがいちばん扱いやすい。めいっぱい広角にすればだいたい6000lxに収まる上に、もう少し光量が欲しければリングを回転させれば結構広い範囲の光量を調整出来る。白色か暖色かは好みと書かれているサイトも多いが、どうも暖色のほうが生育上は良い気がするので最初は白色中心に購入していたが、買い足し分は暖色系にしてる。

→現在はメタルラックで管理するならJCBritwの植物育成ライト(150W)が扱いやすい。

GREENSINDOORの植物育成ライト(400W)も同様に1m程度離せばハオルチアにとってはちょうど良い光量になるが、現在我が家では20cm程度の距離でエケベリアカランコエを育成してる(中心がだいたい20000lx、端で9000lx程度)

→現在コンデンサ不具合で危険なので未使用。代わりにBRIMのPANEL Aを使用している。

HaruDesignGL-XGL-Aは、広角レンズを付けてもなお明るすぎるのでハオルチアには向かないと思う。我が家ではGL-Aは標準レンズに変更してアガベ専用にしており、GL-Xは広角レンズを付けて150cm程度離してハオルチアに当てている。

Amazonで購入出来るYTAの植物育成ライトも取り回しがしやすく使いやすい。最初3ヘッドのものを買ったが、2ヘッドのほうが安い上に範囲が広いため使いやすい。販売価格はだいたい4,000円だが、1ヵ月に1回程度セールを行っており3,000円程度で購入出来る。我が家ではメタルラック1段に1つセットして、プレステラ90に植えているハオルチアに当てている。

用土・水やりについて

とにかく根腐れが怖いので、基本的に水はけ重視で良いと思う。ただ排水性重視して粒を大きくすると今度は根張りが悪くなるので、サイズは細粒に統一して用土の種類で水はけ良くしたほうが良さそう。また、ハオルチアの根はある程度の湿り気が必要らしいので、本当は気持ち水持ち良くしたほうが良いらしい。けれど熟練者ならともかく初心者に水やり加減の見極めは難しかった。

使用している用土、他

  • 赤玉土
    いわずもがな基本用土。小粒を使用しているが細粒が欲しい。ホームセンターでは大容量かつ硬質ではないため、ネット頼みだが高い。
  • 鹿沼土
    赤玉土とならぶ基本用土。こちらも小粒を使用しているが細粒が欲しい。CAINZに細粒が売ってたが、販売単位が14ℓなので持ち運び不便。
  • 日向土
    通気性・排水性に優れる。細粒を探していたが(ネットに売ってなかった)近くのジョイフル本田に売ってた。

  • 以前はくん炭を使っていたが、水やりの際に流れ出てしまうので木炭に変更。ロイヤルホームセンターにちょうど良い粒のサイズが売ってたが高い。
  • ゼオライト
    用土としての利用の他に化粧石としても使用している。用土内に入れる場合はCAINZのものを使用(粒が小さい)。ロイヤルホームセンターにちょうど良い粒のサイズのものが売ってたので、こちらは化粧砂に使用。値段も安くて粒もちょうど良くて良い感じ。
  • バーミキュライト
    カインズにちょうど良い粒のサイズが売ってた。
  • パーライト
    ジョイフル本田にちょうど良い粒のサイズが売ってた。
  • 鉢底石
    プロトリーフのかる~い鉢底石。カインズで5ℓのものが安い。鉢底石は入れたり入れなかったりしていたが、現在は必ず敷くようにしている。
  • ゴールデン粒状培養土
    今は必ず入れているが、今後はどうするか考え中。肥料が必要ならマグァンプKで良いのでは?
  • オルトランDX
    用土ではないが、必需品。以前は要らないと思ってたが、思ったよりもコナガイラガムシが厄介だったため今は必ず入れるようにしている。

調子が悪いとき

葉が凹んでいる

水を吸えてない=根腐れや根の発達不良の可能性。根腐れでなければ用土の密度が甘く細根が発達してない可能性があるので、用土の粒を細かくして密度を増し、隙間を作らないようにする。

水の吸いが悪い

根腐れ等で水を吸えてなく、水分が残っている可能性がある。また、根詰まりの場合も同様に水を吸えない可能性があるので、2回目の水やりタイミングで減ってないようだったら鉢を暴く。

全体的に葉が赤茶色い

大抵は葉焼けなので光量を落とした場所で養生させてやれば良い(極端に暗いと徒長してしまうのでそこは注意)。

外葉がぶよぶよしてる

軟腐病や腐敗病を疑う。軟腐病は臭いあり、腐敗病は臭いがない。過去1株だけ症状が出たが、ぶよぶよの外葉とぶよぶよの根を全て取り除いて、乾かして養生させたら復活したので恐らく腐敗病だったのかと思われる。