前回の南八ヶ岳縦走の雪辱を晴らすべく、2泊3日で北アルプス・表銀座コースを大天井岳までと、常念山脈をテント泊縦走してきました。
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120728 燕岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳、焼岳(テント) | Flickr
7月28日:中房温泉→合戦小屋→燕山荘→燕岳ピストン→大天荘(泊)
7月29日:大天荘→常念小屋→常念岳山頂→蝶槍→蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
7月30日:蝶ヶ岳ヒュッテ→長塀山→徳沢→田代橋→焼岳小屋
→焼岳ピストン→上高地バスターミナル→自宅
毎日アルペン号で竹橋の毎日新聞社から22時30分に出発、中房温泉には5時50分ぐらいに到着しました。前回の夜行バスでは全く眠れなかったけど、今回は熟睡できました。朝6時前なのにご覧の通り凄い人の数で、朝ご飯を手早く済ませ登り始めました。
中房温泉から燕山荘に至る登山道は合戦尾根といい、北アルプス三大急登とされていますが、道は整備されていて写真のように随所に休憩出来る場所もあるからそこまで辛くないと思います。・・・ってみんな言ってるけど普通に辛かったです。
合戦小屋といえば、そう、名物のスイカです。写真撮る前に我慢しきれずに食べてしまいました。お腹空いてたし喉もカラカラだったので、水分いっぱいのスイカは本当に美味しかった!お値段800円也。
暫く進むと徐々に展望が開け、目指す燕山荘が見えてきました。日差しは強かったですが、良い天気でテンションもあがります。
そんなこんなで9:30に燕山荘に到着。テント場を覗いてみましたが、さすがに早い時間だったので空いてました。
ザックをデポして空身で燕岳に向かいます。裏銀座や有名なイルカ岩、めがね岩を横目に見つつ白砂の稜線を気持ちよく歩きます。午前中早い時間に大天井岳に歩きはじめれば、稜線上では人の間隔がかなり空くので快適なトレッキングを楽しめると思います。
燕岳に登ったあとはいったん燕山荘に戻り、今度は大天井岳方面の縦走路に入ります。途中、ライチョウの親子を見ることが出来ました。ライチョウを見るのは初めてで、まだ生まれたばかりの雛を連れて歩く姿が愛らしかったです。
大天井岳へ至る登山道は晴れていれば本当に気持ちの良く、初めて北アルプスを歩く僕にとっては何もかもが新鮮でただただ興奮しっぱなしでした。
大天井ヒュッテと大天荘の分岐を大天荘方面へ進み、14:40頃に大天荘のテント場に到着しました。噂に違わぬ見晴らしの良いテントサイトで比較的早い時間に着いたのもあり良い場所に張れました(この日の常念小屋と蝶ヶ岳ヒュッテはかなり混雑したようです)。
テントを張ったあとは大天井岳に登ったり、周囲を散策したりしてあっという間に時間が過ぎてしまいました。明日の縦走に備えて早めに就寝。
↑大天井岳の登山道の途中で、花の写真を撮るのに夢中になってたらいつの間にか近づいてきてた鳥。警戒心がなく、こちらをおかまいなしに近くを歩いていた。
後編へ続く