アルプス銀座7泊8日の旅(その2)

lapradei.hatenablog.com

アルプス銀座7泊8日の旅の2日目(前半)
2日目:烏帽子小屋→野口五郎岳水晶岳→祖父岳→雲ノ平(泊)

 8月11日(土)2:30起床。山に入ると、この時間にちゃんと起きることが出来るから不思議です。シュラフからのそのそ這い出て空を見上げると、満天の星空。こりゃ今日は期待できるわ!と喜び急いで支度していると、出発間際には一面ガスだらけでテンションダウン。朝から喜んだり落ち込んだりと忙しいですが、取り敢えず4:00に烏帽子小屋を出発しました。

20130811 けぶる山々

 ただガスが出てるのは烏帽子小屋あたりだけだったようで、登ってるうちに見通しが良くなっていきます。来た道は雲に覆われているけど、これから行く先は晴れている。幻想的な風景に見とれていると、東の空から太陽が昇ってきました。

20130811 御来光

 日が昇る前からチラチラ槍ヶ岳らしきシルエットが見えてましたが、辺りが明るくなってはっきりとわかりました。遠目からでもはっきりとわかる独特の形、槍ヶ岳。今回はじめての対面です。これから数日間かけてあそこまで行くと思うと、自然に顔がニヤけてきます。はためから見たら、かなり危ないやつだ。

20130811 槍ヶ岳

 三ッ岳に差し掛かる前あたりで右手に赤みがかったなだらかな山が見えてきました。赤牛岳です。今回のみならず縦走中にたびたび見かけたので、山頂からの景色はとても良さそう。読売新道は大変そうだけど、是非行ってみたいな。赤牛岳の左手に水晶岳(黒岳)も見えてきました。こっちから見ると双耳峰っぽく見えて面白い。写真を撮ったときは、変な形の雲がかかっていました。

20130811 赤牛岳

20130811 不思議な雲

 三ッ岳を過ぎると分岐がありました。左手下がお花畑コースで右が稜線コース。天気も良かったし、今回は稜線コースを選択。この辺のお花畑って何が咲いているんだろう。しかしこの稜線コース、最初はお気楽空中散歩という感じでしたが、野口五郎小屋が近づいてくるにつれて大きな岩が乱立する岩稜帯に。なかなか登りごたえがあるコースでした。

20130811 岩稜帯

20130811 槍ヶ岳

 6:30頃、野口五郎小屋に到着。この縦走路でどんな感じで小屋が建っているんだろう?と思ってましたが、ちょうど広く平らな場所に建っていました。周りを見ると平坦な場所がいっぱいあり、なるほど、以前はテントを張れたというのも頷けます。ただ、強風のため数年前に幕営禁止になったそうです。

20130811 野口五郎小屋

20130811 野口五郎小屋

 野口五郎小屋から野口五郎岳の山頂は30分程度の距離。白砂のガレ道を登って行けばすぐ山頂が見えてくるハズ・・・と思ってたけれど一向に山頂に近づかない・・・むしろ巻いている?気が付くと左手に山頂らしき標識が!どうも巻道に入ってたみたいです・・・地図を確認したらちゃんと表記がありました。

20130811 野口五郎岳山頂

 慌てて引き返し、6:55 野口五郎岳山頂に到着。少し雲が湧いてきてきていたけれども、どっしりと構えた槍ヶ岳が相変わらずかっこよかった。槍ヶ岳をバックに、山頂で記念撮影。

20130811 野口五郎岳山頂

 裏銀座縦走路を更に進みます。ここからの稜線では雲も晴れてきており、360度の絶景の中素晴らしい空中散歩が楽しめました。

20130811 槍ヶ岳

20130811 水晶岳へ至る稜線

20130811 野口五郎岳

 真砂岳に着くと単独行のお姉さんに話しかけられました。なんでも新穂高のほうから入山して三俣蓮華岳、鷲羽岳水晶岳と登ってきて、今日は烏帽子小屋まで行くとのこと。普段はパーティを組んで行くけど、今回は初めての単独行だったらしい。僕のザックを見て、よくそんなに担げるね~としきりに感心してました。登山歴は僕よりもずっと長いようで、奥穂のジャンダルムや不帰ノ嶮に行った話は羨ましかったなあ。

20130811 水晶岳

 お姉さんと別れ、真砂岳をあとにして水晶小屋を目指します。この水晶小屋への登りが、裏銀座の中で一番きつかったですね。最後の西鎌尾根よりもきつかったかも。赤い砂礫の登山道で、場所によってはちょっと崩壊しかかってたりするし、砂に足が取られ疲れるわで、水晶小屋についたときは心底ほっとしました。

20130811 水晶小屋へ

 水晶小屋で少し休憩し(結構疲れてたのか写真取り忘れました・・・)、水晶岳山頂へ。後ろを振り返るとワリモ岳や鷲羽岳、そして槍ヶ岳。左手には黒部五郎岳と、進むうちに薬師岳が見えてきます。

20130811 水晶岳山頂へ

その3へ続く

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