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重太郎新道を登って奥穂高岳へ(中編)

北アルプス 登山 百名山

lapradei.hatenablog.com

 前穂高岳山頂から穂高岳山荘のテン場を見てみると、既に数張りあるじゃありませんか。危機感を覚えた僕は、急いで紀美子平に戻り奥穂高岳を目指して吊尾根へと向かいました。

20130803 吊尾根

  「吊尾根」というと名前からしておっかないですけど、実際歩いてみると歩きやすい尾根道でした。奥穂高岳へと緩やかなたるみを見せるから吊尾根っていうんですね。ここも重太郎新道のように大変だと思っていたから、ちょっと拍子抜け。

20130803 吊尾根

 吊尾根を歩いている途中、右手に涸沢カールを見ることが出来ました。この季節、まだ雪がたっぷり残っている涸沢カールでは雪上テント泊になることもありそうです。つい三ヶ月前に燕岳で雪上テント泊をしたことを思い出し、思わず身震い。明日はあの涸沢を目指し、ザイテングラードを経由して横尾に下山する予定です。

20130803 涸沢カール

  1時間ほど歩いていると、ガスの向こうに祠のようなものが見えてきました。奥穂高岳山頂に到着です。

20130803 奥穂高岳山頂

20130803 奥穂高岳山頂にて

  あいにくのガスで景色は全く見えなくて、標高日本第三位の山に登ったという実感はあまりありません。とにかくテン場が気になっていたので、記念撮影をして早々に山頂をあとにしました。穂高岳山荘を目指して下っていくわけですが、個人的にこの下りは結構急で段差があり、落石も怖かったので怖かったですね。慎重に下っていくと、穂高岳山荘とテントが見えてきました。前穂高岳で見たときよりも明らかにテントの数が増えてます。やばい。

20130803 穂高岳山荘

 穂高岳山荘は登山客でごった返してました。受付も並んでおり、やきもきしながら待ってるとようやく自分の番。素早く記帳しすぐにテントサイトの物色開始。やっぱ遅かったかー、ヘリポートの近くはやだなーと思いながら探してると、ちょっとトイレから遠いけど空いているスペースを見つけることが出来ました。念のため隣のお兄さんに空きを確認して、すぐ設営。

20130803 穂高岳山荘のテントサイト

 テントを張ってしまえばこっちのもんです。ようやく落ち着いたので、ほっと一息紅茶を煎れ、眼前に広がる前穂高岳常念岳を見ながら暫くぼーっとしてました。このテントサイトは晴れていると本当に眺めが良く(荒天だと恐ろしいけど)、再び奥穂高岳に来るときは絶対またここに泊まろうと思いました。

20130803 前穂高岳

20130803 常念岳

 暫くのんびりしてると、急に眠気が襲ってきました。久しぶりの夜行バスで疲れてたんでしょうね。周りは相変わらずガスってたので17時まで仮眠することにしました。ただ、この仮眠がちょっと失敗だったわけですが・・・。

20130803 イワヒバリ

後編へ続く